5月20日のNYダウは反落したが、ナスダックは反発した。
NYダウは先週末に初めて終値で4万ドルに乗せたが、週初は利益確保の売りに押された。

JPモルガン・チェースは通期の純金利収入予想を上方修正したが、ジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)が予想よりも早い引退を示唆ことや、この価格では大量の自社株買いはしないと発言したことで売られた。

ナスダックは3営業日ぶりに反発。
エヌビディアは22日の決算発表を当て込み、ベアードが目標株価を引き上げたことで反発した。

NYダウ工業平均は前日比196ドル(0.49％)安の39,806ドル。ナスダック総合指数は前日比108ポイント(0.65％)高の16,794。S＆P500指数は前日比4ポイント(0.09％)高の5,308。

NYダウ採用銘柄はJPモルガン・チェース、シスコシステムズ、トラベラーズなどが売られ、キャタピラー、マイクロソフト、ボーイングなどが買われた。上昇は10銘柄、下落は20銘柄。