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概況/米国市場2024年5月23日

5月22日の米国株市場は反落。時間外取引でエヌビディアは上昇

5月22日の米国株市場は反落。
4月30日から5月1日に開催されたFOMCの議事要旨が公表され、「ディスインフレには以前考えられていたよりも時間がかかりそうだ」ということや「インフレに対するリスクが顕在化した場合、さらに政策を引き締める意向があることにさまざまな参加者が言及した」と記されたことが警戒された。

ディスカウントストアのターゲットは既存店売上高が4四半期連続で減少したため売られた。
テスラは欧州で4月の新車登録台数が前年同月比2.3%減となったため下落した。

エヌビディアは取引終了後に第1四半期(2~4月)決算を発表し、売上高が260億4,000万ドル(前年同期比3.6倍)となり、アナリスト予想平均の246億5,000万ドルを上回った。
第2四半期の売上高見通しは280億ドル±2%(前年同期比2倍)とし、こちらもアナリスト予想平均の266億6,000万ドルを上回った。
さらに、増配と1株を10株にする株式分割も発表したため、時間外取引で上昇した。

NYダウ工業平均は前日比201ドル(0.51%)安の39,671ドル。ナスダック総合指数は前日比31ポイント(0.18%)安の16,801。S&P500指数は前日比14ポイント(0.27%)安の5,307。

NYダウ採用銘柄はダウケミカルやアムジェン、ゴールドマン・サックスなどが売られ、ジョンソン&ジョンソン、シスコシステムズ、ボーイングなどが買われた。上昇は12銘柄、下落は18銘柄。

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