5月2日のNYダウは9日続伸。
9連騰は2023年12月以来、約1年4カ月ぶり。
S&P500も9連騰で、こちらは2004年11月以来、およそ20年半ぶり。
ナスダックは続伸。
4月の雇用統計で非農業部門の雇用者数が前月比17万7千人増加し、市場予想の13万人増加を上回った。
中国商務省が、米国から提案された貿易協議の開始について「現在検討中」と発表したことも好感された。
キャタピラーやアメリカン・エキスプレスなど景気敏感株が買われた。
ウーバー・テクノロジーズは自動運転技術のスタートアップであるメイ・モビリティと提携し、2025年後半までにテキサス州アーリントンを皮切りに、米国の都市全体で数千台の自動運転車を配備すると発表したことが材料視された。
アップルは下落した。会社側が4~6月に関税に伴うコスト増加が9億ドル(約1,300億円)に上ると予想したことを受けて、ジェフリーズは投資判断を「Underperform」に下げた。
NYダウ工業平均は564ドル(1.39%)高の41,317ドル。ナスダック総合指数は前日比266ポイント(1.51%)高の17,977。S&P500指数は前日比82ポイント(1.47%)高の5,686。
NYダウ構成銘柄はナイキ、キャタピラー、アメリカン・エキスプレスなどが買われ、アップルやアムジェン、マクドナルドなどが売られた。上昇は24銘柄、下落は6銘柄。