5月22日の米国株式市場は終盤に失速した。
下院がトランプ大統領の看板政策である大型減税を盛り込んだ法案を可決した。
財政悪化懸念で金利が上昇したため、NYダウは序盤に下落した。
だが、上院での審議を待ちたいとの見方から、米国債に買い戻しが入り、金利が低下したため、株式は上昇した。
終盤は様子見姿勢から値を消した。
ビッグデータの保管・分析サービスのスノーフレイクは、5~7月期の売上高見通しが好感された。
量子コンピューター関連のイオンキューは、CEOが量子コンピューティングのエヌビディアになることを目指していると述べたことで買われ、Dウェイブクオンタムやリゲッティ・コンピューティングにも物色が波及した。
NYダウ工業平均は1ドル(0.00%)安の41,859ドル。ナスダック総合指数は前日比53ポイント(0.28%)高の18,925。S&P500指数は前日比2ポイント(0.04%)安の5,842。
NYダウ構成銘柄はナイキやメルク、アマゾンなどは買われ、ユナイテッドヘルスやベライゾン、ホームデポなどは売られた。上昇は15銘柄、下落は15銘柄。