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概況/米国市場2025年6月21日

6月20日のNYダウは小反発、ナスダックは反落。中国には強硬姿勢維持だが「イラン攻撃は必要ないかもしれない」

6月20日のNYダウは小反発、ナスダックは反落。
米国政府が中国に半導体工場を持つ同盟国への免除措置を撤回する可能性があると報じられ、NYダウは一時下落した場面もあったが、トランプ大統領が「米国によるイラン攻撃は必要ないかもしれない」と話したことを受けて小幅高に持ち直した。

6月5日に新規上場したサークルインターネットグループはステーブルコイン「USDC」の発行企業。
ステーブルコインは暗号資産(仮想通貨)でドルなど法定通貨と価値が連動するように設計され、価格が安定しているとされる。
「ステーブルコイン」の規制整備に関する法案が6月17日に、米上院で可決された。
小売業者などは、収益の重荷となっているクレジットカード会社への手数料支払いを避けられる利点がある。
上院のステーブルコイン法案可決を受けてシーポートグローバルが買い推奨したことで大幅高となった。

NYダウ工業平均は35ドル(0.10%)高の42,206ドル。ナスダック総合指数は前日比98ポイント(0.51%)安の19,447。S&P500指数は前日比13ポイント(0.22%)安の5,967。

NYダウ構成銘柄はアップル、ウォルマート、3Mなどが買われ、ユナイテッドヘルス、アマゾン、エヌビディアなどが売られた。上昇は17銘柄、下落は13銘柄。

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