6月24日のNYダウは3日続伸。
イスラエルとイランの停戦合意が好感された。
ウーバーテクロジーズやクルーズ船のカーニバルが買われた。
FRB議長が下院金融サービス委員会で行った議会証言で、「関税の引き上げは物価を上昇させ経済活動を圧迫する可能性がある」と述べ、早期利下げに慎重な姿勢を示した。
ただ、「インフレが低下し労働市場が軟化した場合、利下げ前倒しの可能性も」「インフレ率は予想ほど強くない可能性がある」と発言したことを受けて、長期金利が低下したため、AMDなどの高PERのハイテク株が買われ、ナスダックは続伸となった。
NYダウ工業平均は507ドル(1.19%)高の43,089ドル。ナスダック総合指数は前日比281ポイント(1.43%)高の19,912。S&P500指数は前日比67ポイント(1.11%)高の6,092。
NYダウ構成銘柄はセールスフォース、アメリカン・エキスプレス、エヌビディアなどが買われ、シェブロンやアップル、トラベラーズなどが売られた。上昇は24銘柄、下落は6銘柄。