6月27日のS&P500とナスダックは最高値を更新した。
S&P500は2月19日の6,144を、ナスダックは24年12月16日に付けた20,173を上回った。
NYダウとS&P500は続伸、ナスダックは5日続伸。
なお、NYダウの最高値は24年12月4日の45,014ドル。
ベッセント財務長官が各国との貿易交渉について、レイバーデイ(9月1日)までにまとめられると思うと述べた。
相互関税の「上乗せ部分」の猶予期限は7月9日だが延長して交渉する可能性を示唆したと受け止められた。
ただ、トランプ大統領が「カナダとの全ての貿易協議を即刻打ち切る」と投稿したため、主要3指数は伸び悩み、ナスダックとS&P500は小幅安となった場面もあった。
その後はFRBが年内に利下げするという期待も下支え要因。
ナイキやロイヤル・カリビアン・クルーズ、ボーイングが買われた。
サークル・インターネット・グループとパランティア・テクノロジーズは反落。
NYダウ工業平均は432ドル(1.00%)高の43,819ドル。ナスダック総合指数は前日比105ポイント(0.52%)高の20,273。S&P500指数は前日比32ポイント(0.52%)高の6,173。
NYダウ構成銘柄はナイキ、ボーイング、アマゾンなどが買われ、IBMやアムジェン、JPモルガン・チェースなどが売られた。上昇は24銘柄、下落は6銘柄。