ベッセント財務長官はここ数日間にトランプ大統領に対し、なぜパウエルFRB議長を追放しようとすべきではないと考えるのか、その理由を説明したとウォールストリートジャーナルは報じた。
経済や市場に影響を与える可能性、FRBがすでに年内の利下げに向かっているとの見通し、そして議長を追放しようとする動きが直面するだろう政治的・法的な障害などを挙げたという。
NYダウは中盤に259ドル高となったが、後半に失速し、小幅安で取引を終えた。
ホワイトハウスのレビット報道官は、トランプ大統領が8月1日までに関税に関するさらなる書簡を出す可能性があると発言した。
議会予算局は今月成立したトランプ大統領の巨額税制・歳出法は、今後10年で財政赤字を3兆4000億ドル(約500兆円)拡大させ、数百万人が医療保険の受給資格を失うと試算した。
サークル・インターネット・グループが続落となり、イーライ・リリーが反落。
ベライゾンは4~6月決算で売上高がアナリストの予想を上回り、利益見通しを引き上げたことで買われた。
ナスダックは上げ幅を縮めたが6日続伸。
アルファベットやメタ・プラットフォームズが買われた。
パランティア・テクノロジーズは続落。
NYダウ工業平均は19ドル(0.04%)安の44,323ドル。ナスダック総合指数は前日比78ポイント(0.38%)高の20,974。S&P500指数は前日比8ポイント(0.14%)高の6,305。
NYダウ構成銘柄はアメリカン・エキスプレス、トラベラーズ、メルクなどが売られ、ベライゾンやナイキ、アマゾンなどが買われた。上昇は13銘柄、下落は17銘柄。