7月23日のNYダウは続伸。ナスダックは反発。
ベッセント財務長官が中国との関税措置などをめぐる貿易協議を、来週、スウェーデンで行うことを明らかにした。
そして、双方が一部の関税を停止している期限の延長について協議する考えを示した。
英フィナンシャル・タイムズが、米国と欧州連合(EU)が通商合意に近づきつつあり、米国が欧州からの輸入品に15%の関税を課す内容が含まれる見通しと報じた。
これまでトランプ政権はEUに対しては8月1日から30%の関税を課すとしていたため、15%に下がったことが好感され、米国株は一段高となった。
エヌビディアとAMDが反発。
テキサス・インスツルメンツは第3四半期の利益見通しがアナリスト予想を下回ったことで売られた。
NYダウ工業平均は507ドル(1.14%)高の45,010ドル。ナスダック総合指数は前日比127ポイント(0.61%)高の21,020。S&P500指数は前日比49ポイント(0.78%)高の6,358。
NYダウ構成銘柄はメルク、ユナイテッドヘルス、キャタピラーなどが買われ、トラベラーズ、コカコーラ、マクドナルドなどが売られた。上昇は22銘柄、下落は8銘柄。