米ロ首脳会談が見守られ、8月15日のNYダウは伸び悩んだ。
医療保険のユナイテッドヘルスは、著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイによる保有が判明し大幅高となった。
一方、バンク・オブ・アメリカはバークシャー・ハサウェイが保有株を減らしたことが判明し下落した。
半導体製造装置のアプライド・マテリアルズ(AMAT)は第4四半期(8~10月期)の売上高予想がアナリスト予想を下回ったため急落した。
その他、トランプ大統領が向こう2週間に半導体への関税を設定する意向を示し、当初言及していた100%を上回る「200%、300%」の水準に引き上げる可能性もあると述べたため、半導体関連が売られ、ナスダックは小幅続落となった。
一方、インテルはトランプ政権による出資検討で買われた。
NYダウ工業平均は34ドル(0.08%)高の44,946ドル。ナスダック総合指数は前日比87ポイント(0.40%)安の21,622。S&P500指数は前日比18ポイント(0.29%)安の6,449。
NYダウ構成銘柄はユナイテッドヘルス、セールスフォース、アムジェンなどが買われ、シスコシステムズ、3M、キャタピラーなどが売られた。上昇は13銘柄、下落は17銘柄。