8月8日のNYダウは反発、ナスダックは3日続伸。
トランプ大統領はFRBの理事に、大統領経済諮問委員会のスティーブン・ミラン委員長を送り込む人事を明らかにしたため、早期利下げに作用すると意識された。
米国とロシアは、ロシアが軍事侵攻を通して占領したウクライナ領を事実上ロシア領と認める形で、ロシア・ウクライナ戦争の停戦合意の実現を目指していると報じられたことも米国株高に寄与した。
アップルは6日にトランプ関税を回避するために米国で生産強化を発表した効果が続き3日続伸。
テスラはロボタクシーサービス向けにテキサス州でライドシェア免許を取得したことが好感された。
NYダウ工業平均は206ドル(0.47%)高の44,175ドル。ナスダック総合指数は前日比207ポイント(0.98%)高の21,450。S&P500指数は前日比49ポイント(0.78%)高の6,389。
NYダウ構成銘柄はアップル、シスコシステムズ、ユナイテッドヘルスなどが買われ、IBMやマクドナルド、ディズニーなどが売られた。上昇は20銘柄、下落は10銘柄。