8月26日の米国株式市場は大幅反落となり、NYダウは今年3番目の下げ幅。
パウエルFRB議長が経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)の講演で、「物価安定の回復に失敗するというオプションはなく、インフレを低下させる以外に選択肢はない」と述べ、「利上げで十分な行動を取らず、後に対応を迫られるというリスクが存在する。今すぐインフレに対応し、やり遂げることが重要」と強調した。
そして、「インフレが2%に低下すると確信できる水準まで金利を引き上げる」と発言し、「低所得層が最も打撃を受けており、FRBは高インフレ解消に取り組む必要がある」と決意を表明した。
インフレ抑制のために利上げを継続する姿勢を鮮明にしたことを受けて、市場では米国景気悪化が警戒され、化学・電気素材メーカーの3Mやホームセンターのホームデポが売られ、融資焦げ付きへの不安でバンク・オブ・アメリカなどの銀行株も下落し、金利上昇に伴いセールスフォースなどの高PER銘柄のハイテク株も売られた。
ナスダックはエヌビディアやAMD、マーベル・テクノロジーなど半導体関連株主導で下落した。
NYダウ工業平均は前日比1,008ドル(3.03%)安の32,283ドル。ナスダック総合指数は前日比497ポイント(3.94%)安の12,141。S&P500指数は前日比141ポイント(3.37%)安の4,057。
NYダウ採用銘柄は全面安で下落率上位は3M、セールスフォース、インテル、ナイキ、マイクロソフト。
