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コラム2022年11月18日

竹中三佳の株Catch one’s eye Part.443 今や常識?マッチングアプリ婚

出会いをつかむツールとして浸透

11月22日の「いい夫婦の日」を前に、今年結婚した人の出会いのきっかけとして「マッチングアプリ」が初めて首位に躍り出たとの報道がありました。

本来マッチングアプリとは参加している不特定多数のユーザー間で出会いを作るアプリのことなのですが、ここ数年で主に恋愛や結婚相手と出会うものを指すように変化。コロナ禍以降、出会いの減少から利用者は急増し、用途に合わせて複数のアプリを使い分けている人も珍しくありません。

実際つわものの20歳代の友人は、ハイスペックな彼氏を探すために、収入や外見など厳しい入会審査がある「東カレデート」を利用しつつ、累計利用者2,000万人を突破、国内利用率No.1の「pairs」、24時間以内にデート相手を見つけるお出掛け機能搭載の「タップル」(サイバーエージェント、4751・P)を同時利用し、驚くほどの人数とやりとり、デートを重ねています。

一方で同業の友人は仕事柄、身元がバレるのを防ぐため、無料で非公開モードが利用できるomiai(ネットマーケティング、6175・S)で婚活に励み、離婚歴のある友人は、婚姻歴ありのユーザーが多く再婚マッチングアプリとも呼ばれている「マリッシュ」で再婚活に励むなど、アプリごとに、目的、年代、利用料金など様々な特徴があるので、各々自分にあったアプリを選択し利用できるのも魅力のようです。

独身証明や収入証明の提出、年中無休のサポート、監視の実施など、各社安全対策にも注力を続け、今回出会いのツールとして市民権を得たマッチングアプリ。2026年には市場規模が1,657億円にまで拡大を続けると予測される中で、今後どのようなサービスが出てくるのか、つわものの恋活の行方とともに注目しています。

竹中三佳さんのプロフィール

タレント、リポーター、モデル。ホリプロアナウンス室所属。明るく誠実でファッショナブルなキャラクターでTVやラジオ、CMなどで活躍。

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