TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] もみ合い。信越化学は高いが、インテルの赤字見通しで半導体関連は下落
速報・市況2023年1月27日

☆[概況/前引け] もみ合い。信越化学は高いが、インテルの赤字見通しで半導体関連は下落

前引けの日経平均は18円高の2万7,381円、TOPIXは1ポイント高の1,979ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は854、下落銘柄数は846。出来高は5億4,407万株、売買代金は1兆4,053億円。
来週は決算発表が盛大に行われるため、買い手控えから日経平均はもみ合いとなった。
ただ、信越化学は1対5の株式分割を発表したことで買われ、日本電産が上昇した。
その他、安川電機(6506)はUBS証券による2段階引き上げで高い。
一方、インテルが第1四半期は赤字になる見通しを示したことで、レーザーテックやアドバンテスト、SCREENなどが売られた。
日本郵船と商船三井はモルガン・スタンレーMUFG証券が投資判断を「Overweight」→「Underweight」に下げたことで続落。世界のコンテナ船需要は、従来想定以上に弱い一方、新造船供給圧力は今後増加が予想されることなどにより、業績予想を下方修正した。
東邦チタニウムは10~12月期の経常利益が減益だったことで大幅安となった。
ヤクルトは利益確保の売りに押された。

業種別上昇率上位は銀行、化学、卸売、繊維、鉄鋼で、下落率上位は海運、精密、医薬品、鉱業、食品。(W)

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