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概況/米国市場2023年2月17日

☆2月16日の米国株式市場は反落。1月の卸売物価や新規失業保険申請件数、地区連銀総裁発言を警戒

2月16日の米国株式市場は反落。
1月の卸売物価が前年同月比6.0%上昇し、市場予想の5.4%上昇を上回ったため、FRBによる利上げ継続が警戒された。
週間の新規失業保険申請件数は前週比19万4千件増加となり、市場予想の20万2千件増加よりも少なかった。
セントルイス地区連銀のブラード総裁は「経済成長が続き、労働市場が堅調な中でも、利上げを継続することでインフレ期待が低く抑えられ、年内にディスインフレ傾向を固定できる」と発言した。
ブラード総裁は今年のFOMC(連邦公開市場委員会)で投票権を持っていないが、審議には参加していて、前回(1月31日~2月1日)のFOMCは0.25%の利上げ(4.50~4.75%)となったが、「0.5%の利上げを主張した」と述べ、インフレを継続的に減速させるのに十分な金利水準は5.25~5.50%との見方を示した。
クリーブランド地区連銀のメスター総裁も今年のFOMCで投票権を持っていないが、「私見では0.50%ポイント利上げを正当化する説得力のある経済的根拠を確認している」と述べた。

金利上昇を受け、高PERのハイテク株が売られ、利上げ継続が消費を悪化させるという見方からタイソンフーズも下落した。
ショッピファイは1~3月期の見通しがアナリスト予想を下回ったことで大幅安となった。

ナスダックは4日ぶりに反落し、テスラやエヌビディア、AMDが安い。
なお、シスコシステムズは決算がアナリスト予想を上回り、第3四半期見通しを上方修正したことで買われた。

NYダウ工業平均は前日比431ドル(1.26%)安の33,696ドル。ナスダック総合指数は前日比214ポイント(1.78%)安の11,855。S&P500指数は前日比57ポイント(1.38%)安の4,090。
 
NYダウ採用銘柄はディズニー、マイクロソフト、アムジェンなどが売られ、シスコシステムズとホームデポは上昇。上昇は2銘柄、下落は28銘柄。

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