TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 過熱警戒から上げ幅を縮めたが、2万8,600円近辺で推移。メガバンクと鉄鋼が高い
速報・市況2023年3月9日

☆[概況/前引け] 過熱警戒から上げ幅を縮めたが、2万8,600円近辺で推移。メガバンクと鉄鋼が高い

前引けの日経平均は160円高の2万8,604円、TOPIXは19ポイント高の2,070ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,410、下落銘柄数は348。出来高は6億1,142万株、売買代金は1兆4,745億円。
日経平均は取引開始早々に付けた2万8,734円(290円高)を高値に、過熱警戒から上げ幅を縮めたが、2万8,600円近辺で推移した。
メガバンクが買われ、日本製鉄(5401)や神戸製鋼も高い。
日経新聞が、(1)中国がロシアとウクライナとも経済の疲弊が激しく、夏にも戦争継続が難しくなると予測していることや、(2)米国で昨年12月に成立したウクライナに対する450億ドル(約9兆円)の支援予算が切れるのも夏なので、ウクライナに対する援助額全体の半分を占める米国の支援が止まる前に、停戦協議が動き出すシナリオはそれなりに現実味があると報じたため、鉄鋼株にはウクライナの復興関連という思惑も寄せられた。
ウクライナはヒマワリ油輸出で世界市場約4割を占めるため、ウクライナ戦争に伴い植物油供給不足が深刻化したが、停戦になると恩恵を受けるという見方から日清オイリオも上昇。
セブン&アイは、「イトーヨーカ堂」の店舗数の大幅な削減を盛り込んだ新たな合理化策の案をまとめ、9日に開く取締役会で協議を進める方針とNHKが報じたことで買われた。
サンケン電気は三菱UFJモルガン・スタンレー証券によるレーティング引き上げで急騰し、ミズノはワールドベースボールクラシック関連の買いが継続。
一方、安永やサイボウズや東光高岳は利益確保の売りに押された。

業種別上昇率上位は保険、鉄鋼、紙パルプ、銀行、金属で、下落は鉱業。(W)

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