前引けの日経平均は530円安の2万7,302円、TOPIXは46ポイント安の1,954ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は59、下落銘柄数は1,771。出来高は10億7,217万株、売買代金は2兆1,038億円。
日経平均は一時728円安の2万7,104円まで下落した。
米国では預金全額保証と金融機関に対しては米国債や住宅ローン担保証券を含む適格担保が「時価」評価ではなく「額面」での評価により、FRBからの資金供給を受けられるという措置が講じられたため、信用不安が和らぐと見られた。
だが、円債の含み損が警戒され、東京プライム市場の下落率上位は銀行株が並び、米国で3月のFOMCは利上げを見送るという予想が出ていることを受けて、円高が進んだため自動車株も売られた。
加えて、今晩の米国では2月の消費者物価指数が発表されるが、市場予想で前年同月比5.5%上昇となっていて、インフレ率が高いと利上げ休止観測が後退するリスクも警戒された。
大手銀行の下落率が大きく、東京海上や第一生命も安い。
メイコーは業績予想の下方修正で大幅安。
一方、製品需要が強そうなEUVマスク欠陥装置のレーザーテックやソフトウエアテストのSHIFT(3697)に加えて、脱ロシアによる調達先変更の恩恵を受ける航空機向けチタンの大阪チタニウムには買いが入った。
業種別下落率上位は銀行、保険、鉱業、ノンバンク、輸送用機器で、上昇は陸運と医薬品。(W)
