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速報・市況2023年3月16日

☆[概況/前引け] クレディ・スイスは中銀から資金調達だが日経平均の戻りは抑制

前引けの日経平均は255円安の2万6,974円、TOPIXは25ポイント安の1,934ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は170、下落銘柄数は1,645。出来高は9億3,512万株、売買代金は1兆9,614億円。
米国の銀行破綻に続き、クレディ・スイスは、昨年出資した筆頭株主のサウジアラビアの金融機関が追加出資を否定したと報じられたことで急落し、金融株への売りが再燃した。
日経平均は朝方、596円安の2万6,632円まで下落したが、クレディ・スイスがスイス国立銀行の資金供給策を使って最大500億スイスフラン(約7兆1,000億円)を調達する用意があると発表したことを受けて、下げ幅を縮めた。
2万7,000円回復の場面もあったが、欧米の金融機関に対しては今後も預金減少による業績悪化懸念が強まることや、銀行の融資基準厳格化、信用収縮による景気悪化も警戒されているため、日経平均の戻りも抑制されている様子。
銀行株に加えて、世界景気悪化懸念で鉄鋼株と海運株、商社株が安い。
トリケミカルは今期は最高益からの減益を見込むため急落した。
一方、レーザーテックと東京エレクトロン、アドバンテストが買われた。
キャリアリンク(6070)は通期業績上方修正と配当予想の大幅引き上げで急騰した。

業種別下落率上位は鉄鋼、保険、銀行、鉱業、証券で、上昇は情報通信。(W)

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