3月17日の米国株式市場は反落。
ファースト・リパブリック・バンクは大手銀行11行が合同で300億ドル(約4兆円)の預金を行ったが、配当支払いの停止を発表したことで再び売られ32%安となった。
市場が求めている救済策は買収なので、物足りないという見方もある。
ファースト・リパブリック・バンクの急落を受け、支援に参加している銀行も売られ、JPモルガン・チェースやバンク・オブ・アメリカ、チャールシュワブが下落した。
こうした中、物流大手のフェデックスは通期予想を上方修正したことで買われた。
ナスダックではテスラとメタプラットフォームズ、ネットフリックスが売られた。
一方、仮想通貨取引所のコインベースは、米国以外に仮想通貨取引プラットフォームを設置する予定と報じられ上昇した。
NYダウ工業平均は前日比384ドル(1.19%)安の31,861ドル。ナスダック総合指数は前日比86ポイント(0.74%)安の11,630。S&P500指数は前日比43ポイント(1.10%)安の3,916。
NYダウ採用銘柄はトラベラーズ、JPモルガン・チェース、ゴールドマン・サックスなどが売られ、マイクロソフト、ウォルマート、ホームデポなどは買われた。上昇は6銘柄、下落は24銘柄。