前引けの日経平均は232円高の2万9,359円、TOPIXは11ポイント高の2,094ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は835、下落銘柄数は906。出来高は8億4,592万株、売買代金は2兆793億円。
前日のNYダウは4日続落だったが、日経平均は買われた。
外国人投資家は5月1日~2日の間に現物と先物の合計で約4,500億円の買い越しと、5週連続の買い越しとなったことが好感されている。
ただ、海外投資家は2020年からの3年間だけでも13.4兆円も日本株を売り越していたため、売り過ぎた分の一部を買い戻したのではないかという解説も聞かれた。
その他、企業による自社株買いの増加も支援材料。東証によるPBR1倍割れ企業に対する改善策開示要請を受けて、決算発表時に自社株買いを発表する企業が増えている。
東京エレクトロンは今期減益予想だが、自社株買いを発表したことで上昇した。
神戸製鋼は今期大幅増益計画で急騰し、日産やコナミも今期予想が好感された。
ニーズウエルは1対2の株式分割を発表したことで値を飛ばし、ネツレン(5976)は自社株買いの発表でストップ高買い気配。
一方、赤字決算のソフトバンクグループと今期減益計画の武田薬品は売られ、SUMCOは第2四半期が36%営業減益予想のため下落した。
業種別上昇率上位は紙パルプ、精密、ゴム、輸送用機器、その他製品で、下落率上位は石油、ノンバンク、保険、鉱業、海運。(W)
