前引けの日経平均は210円高の3万1,776円、TOPIXは16ポイント高の2,257ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,098、下落銘柄数は654。出来高は5億4,514万株、売買代金は1兆4,017億円。
米国でエヌビディアは人工知能(AI)向け半導体の需要が旺盛という見方から、23日の決算発表前にHSBCなどが目標株価を引き上げたため買われた。
これを受けて、日本ではアドバンテストを始めとした半導体関連が上昇し、日経平均は一時、340円高の3万1,906円となったが、10時以降は上げ幅を縮めた。
香港株が反発したものの、買い一巡後は一時下落したことも警戒された。
ソフトバンクグループは英アームがナスダック上場を申請したことで買われた。
米国長期金利上昇で、三菱UFJが高い。
I-PEX(6640)は米系半導体メーカーが供給するAIサーバ向けDPU用コネクタでの採用を発表したことで急騰した。
東和薬品とサワイグループはシティグループによる投資判断引き上げが好感された。
業種別上昇率上位は銀行、輸送用機器、卸売、保険、証券で、下落率上位は海運、不動産、陸運、電力ガス、繊維。(W)