12時45分時点の日経平均は432円安の3万1,327円、TOPIXは27ポイント安の2,286ポイント。
みずほ証券のテクニカルアナリストは、米国株が調整局面にあることから海外投資家の持続的な買い戻しは期待できないと述べている。
裁定買残は先週末時点で5.5億株程度と高水準にあると予想され、先物とそれに伴う裁定売買に振り回され乱高下すると見込んでいる。
そして、10月中に日経平均は3万円前後まで下落するとみているがNT倍率が低下することからTOPIXの下落は2,250ポイント前後にとどまると想定しているとのこと。
後場の日経平均は前引けに比べてやや下げ幅を広げた。
アドバンテストが売られ、INPEXも下げ幅を拡大し、エーザイが安い。
TOTO(5332)とLIXILが後場、年初来安値を更新した。
一方、富士ソフトが高い。2022年に中期経営経営計画を発表し、24年12月期に営業利益200億円以上を目標に掲げたが、IT需要が旺盛なため、1年前倒しで今期達成を目指している。
業種別下落率上位は鉱業、石油、非鉄、鉄鋼、輸送用機器で、上昇は空運。(W)