大引けの日経平均は348円高の3万1,949円、TOPIXは11ポイント高の2,322ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は884、下落銘柄数は722。出来高は177,007万株、売買代金は4兆5,738億円。
米国FOMCは2会合連続で利上げを見送り、次回12月12~13日のFOMCでも利上げは見送られるという観測が浮上した。
FOMCの声明文では、前回の「企業の信用状況」という言葉が、今回は「企業の金融および信用状況」という言い回しに変わり、パウエルFRB議長も会見で「金融動向が与える影響を注意深く監視」と述べた。
これらを受け、市場では、FRBは最近の長期金利上昇が利上げを肩代わりしているので、追加利上げの必要性が低下しているとのシグナルを発したと受け止めた。
米国でAMDが人工知能(AI)用の新チップの売上高が来年20億ドル(約3,000億円)に上るとの見通しを示したことで買われた流れを引き継ぎ、アドバンテストなど半導体関連が物色された。
サイバーエージェントは今期増益予想を好感。
電力株は燃料価格下落と特別高圧電力と高圧電力の値上げにより好決算だったため上昇した。
反面、三菱商事(8058)は豪州原料炭の市況下落などで上期営業減益だったため売られた。
日本製鉄はスポット輸出マージンの低迷リスクで下落し、オリックスは金利上昇などで米国事業と環境エネルギー(欧米)で資産売却に遅れが出るリスクが警戒された。
業種別上昇率上位はサービス、電力ガス、空運、電機、機械で、下落率上位はノンバンク、鉄鋼、紙パルプ、鉱業、海運。(W)
