12時37分時点の日経平均は239円安の3万6,274円、TOPIXは12ポイント安の2,529ポイント。
第一生命経済研究所では、賃金増加と物価上昇の好循環が実現し、持続的に物価上昇率が2%で推移するためには、消費が安定的に増加する状況が必要不可欠と述べている。
そして、そのためにも実質賃金が安定的に増加することが求められるが、仮に本当に2%の物価上昇を目指すのであれば、名目賃金上昇率で3%程度は必要だという。だが、現在予想されている2024年の春闘賃上げ率の予想ではその水準にはとどかず、好循環が実現するには力不足だろうと予想している。
賃上げを受けて、日銀が3月もしくは4月にマイナス金利を解除するという見方から、三菱UFJやりそな、千葉銀行など銀行株が買われている。
反面、三井不動産や住友不動産は売られている。沿線の不動産開発にも悪影響という見方から小田急や東武といった電鉄株も準不動産株の側面で下落している。
TOWA(6315)はモルガン・スタンレーMUFG証券が、先端パッケージ、HBM(広帯域幅メモリー)、中国関連の需要増で成長局面を迎えると発表したため買われた。
業種別下落率上位は精密、不動産、陸運、建設、金属で、上昇は銀行、海運、保険、鉱業。(W)
