前引けの日経平均は104円高の3万9,687円、TOPIXは13ポイント高の2,823ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は871、下落銘柄数は704。出来高は8億2,506万株、売買代金は1兆9,605億円。
日銀短観の大企業・製造業の業況判断が+13(2ポイント上昇)で、市場予想の+11を上回った。
日経平均は朝方359円高の3万9,942円を付けた後、伸び悩んだ。
クレディ・アグリコルは、日銀短観はグローバルな景気減速による輸出関連の先行き不安と内需の弱さが示されたと解説。
大企業売上高経常利益率や設備投資計画が下方修正され、景気は循環的に悪化方向へ動いているようだと指摘。
日銀の金融政策の変更によって、中小企業の借入金利水準判断DIが大きくジャンプしてきていて、いずれ貸出態度DIの大きな低下につながり、信用サイクルが腰折れることが懸念されると述べている。
上海航運交易所が6月28日に発表した中国輸出コンテナ運賃指数が上昇したことを受けて、川崎汽船が買われた。
百貨店のJフロントリテイリング(3086)と高島屋は通期業績予想を上方修正したことで値を飛ばした。
ソシオネクストや日立が高い。
一方、レーザーテック(6920)は最高財務責任者(CFO)が交代したことで売られた。海外の空売りファンドのスコーピオン・キャピタルが6月に不正会計疑惑を指摘した経緯があり、この時は会社側は「棚卸資産の会計処理」について説明し販路した。
だが、今回の最高財務責任者(CFO)の交代について、スコーピオンはX(旧ツイッター)で、「CFOをスケープゴートにしようとしている」と投稿した。
テルモや中外製薬が売られ、リクルートが安い。
業種別上昇率上位は海運、保険、石油、その他製品、卸売で、下落率上位は非鉄、紙パルプ、化学、陸運、精密。(W)
