TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/後場寄り] 上げ幅拡大。大和証券では騰落レシオは本日頃が天井の可能性と予想
速報・市況2024年7月3日

☆[概況/後場寄り] 上げ幅拡大。大和証券では騰落レシオは本日頃が天井の可能性と予想

12時42分時点の日経平均は411円高の4万485円、TOPIXは8ポイント高の2,864ポイント。
2日の騰落レシオ(25日移動平均)は115.28%だった。
大和証券では騰落レシオは120%台でピークアウトすると、ほぼ同時期に株価指数もピークアウトする傾向が強いと解説。
一方、騰落レシオが140%台までの超過熱となると、1カ月程度、株価上昇に余韻が残ることが多いと述べている。
今回の場合、騰落レシオが140%台まで上がるには、相当な強い相場が必要な感触で、現状では期待しにくく、本日頃が天井になるかもしれないと述べている。
昨年も今年も大発会が安値で、足元はその半年後なので、信用売り残の買い戻しが終了することも需給改善を終わらせる懸念があると補足している。

後場の日経平均は上げ幅を拡大。
川崎重工と日本電波工業が上げ幅を広げた。
電子部品関連の物色が波及し、有機EL材料の保土谷化学(4112)も高い。
コールセンター運営のトランスコスモスは、生成AIを活用して生産性を高めようとしているため、年初来高値。
一方、NTTデータは売られた。

業種別上昇率上位は機械、海運、化学、ノンバンク、ガラス土石で、下落率上位は石油、ゴム、保険、鉱業、銀行。(W)

関連記事