12時39分時点の日経平均は387円高の4万2,219円、TOPIXは22ポイント高の2,931ポイント。
大和証券では日経平均の方がNYダウよりも値が高い、あるいは高くなる状況は、日本の年金が日本株ウエイトを引き上げた時の特徴と解説している。
財政検証はまだ先だが、年金給付は現役世代の所得代替が求められるので、賃上げが大きくなると運用目標利回りが高まる。
目標が高まると、変動が大きくても高いリターンが期待できる株式を増やさざるを得ない。
GPIFを例にとると、厚労大臣が定める実質運用利回り1.7%に名目賃金上昇率想定2.3%を加えた4.0%が現在の名目目標利回り。
24年度のESPフォーキャスト平均賃金上昇率2.6%をあてはめると目標利回りは4.3%となり、国内株の資産ウエイトを28%程度に引き上げる必要性が生じると考えられる。それは単純計算で、金額にして7.5兆円規模の買い入れとなる見込みと述べている。
後場の日経平均は前引けに比べてやや上げ幅を拡大した。
日東電工やトレンドマイクロ(4704)が上げ幅を広げた。
メイテックが年初来高値。
その他、出遅れ株物色で王子HDなどの紙パルプ株と塩野義製薬など医薬品株も上昇している。
反面、メルカリが売られた。
円安による輸入牛肉の高騰で焼肉店の倒産が急増しているため、経営環境の厳しさから吉野家とゼンショー、松屋フードが安い。
業種別上昇率上位は金属、紙パルプ、医薬品、鉱業、陸運で、下落は保険、証券、サービス、海運。(W)
