前引けの日経平均は49円高の3万8,154円、TOPIXは5ポイント安の2,631ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は470、下落銘柄数は1,128。出来高は8億6,227万株、売買代金は1兆8,432億円。
テスラが決算発表を受けて、時間外取引で上昇したため、今晩の米国株に好影響を与えると期待され、日経平均は一時215円高の3万8,320円となった。だが、衆議院選挙を控え、様子見姿勢から日経平均は鈍化した。
三菱重工などの防衛関連とアドバンテストなどの半導体関連が反発し、セブン&アイも反発した。
キヤノン電子は好決算で買われた。
三井倉庫(9302)は自動運転トラックの公道実証にパナソニックグループが荷主企業として参加すると発表したことで買われた。
一方、東京地下鉄は反落し、アップルのiPhone16の需要見通しがアナリストから下方修正されたため、太陽誘電などが安い。
業種別上昇率上位は倉庫運輸、電機、その他製品、サービス、食品で、下落率上位はゴム、海運、電力ガス、証券、陸運。(W)