10時8分時点の日経平均は262円安の3万9,135円、TOPIXは13ポイント安の2,728ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は593、下落銘柄数は965。出来高は4億4,719万株、売買代金は1兆1,338億円。
ディスコや東京エレクトロン、アドバンテスト、SCREENなどの半導体関連が売られ、日経平均は下げ幅を拡大した。
モルガン・スタンレーMUFG証券は半導体製造装置の前工程の5社(KOKUSAI ELECTRIC、SCREEN、東京エレクトロン、アルバック、レーザーテック)の目標株価を下げた。
DRAMは中国企業の大型投資と歩留まり向上により、供給圧力が高まっている。中国企業からの価格攻勢を受けているため、メモリーメーカーは本格的な設備投資再開に至っていないことが理由。
データセンター関連のフジクラも利益確保の売りに押されたが、さくらインターネットは続伸。
「スイッチ」後継機への期待で前日まで9日続伸だった任天堂も利食い売り。
インターメスティック(262A)はメガネの「ZOFF」の運営会社で、11月既存店売上高が前年同月比17.1%増だったことで買われた。
業種別下落率上位は非鉄、その他製品、保険、証券、電機で、上昇率上位は電力ガス、空運、精密、ゴム、小売。(W)