12時37分時点の日経平均は568円高の3万9,939円、TOPIXは30ポイント高の2,780ポイント。
ブルームバーグが「日本銀行は、消費者物価の上昇に加速感が見られず、海外経済の不確実性が強まっている中で、追加利上げを急ぐ状況にはないと認識している」と報じたため、円が売られ、1ドル=152円台となっている。
日銀金融政策決定会合は、12月18日~19日の次は、1月23日~24日で、その次は3月18日~19日となる。
12月会合で利上げを見送り、1月会合での利上げ観測が意識されているが、その1月も利上げは難しいのではないかという見方がある。
その理由は、トランプ大統領の就任式が1月20日で、すぐに関税引き上げを発表すると見られているため。
日本は関税引き上げの悪影響が受けるため、日銀は1月23日~24日の決定会合では利上げを実施しないのではないかという見方だ。
後場の日経平均は前引けに比べて若干上げ幅を広げた。
DeNAが堅調度合いを増し、スズキも堅調。
清水建設(1803)は、熊本県の人吉球磨地域で地域医療連携組織の組成を目指すと発表した。洪水浸水想定区域の災害拠点病院を足掛かりに、地域レベルの医療連携の実現に向けたコンサルティングも展開していく。
日産はやや下げ幅を拡大。
業種別上昇率上位はサービス、電機、石油、電力ガス、非鉄で、下落は鉄鋼。(W)