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速報・市況2024年12月30日

☆[概況/後場寄り] 今年活躍した銘柄に利食い売り

12時36分時点の日経平均は358円安の3万9,923円、TOPIXは17ポイント安の2,784ポイント。
年末年始が6連休で見送りムードの中、アドバンテストやフジクラ、防衛関連、リクルートなど今年活躍した銘柄に利益確定の売りが出ている。
大和証券では、日本株は7月高値なので、大発会の週(1月6日~10日)に信用の高値期日を迎えると述べている。
そして、大発会の週末は三連休(1月11日~13日)なので、その直前に期日が複数日分重なるが、三連休直後には期日がない。
そのため、三連休後はアクが抜けやすい予想している。

牧野フライス(6135)はニデックから1株当たり1万1,000円でTOB(株式公開買付)が発表されたため27日のストップ高比例配分に続き、本日もストップ高買い気配となっている。
なお、SMBC日興証券では、ニデックは工作機械関連で複数TOBを行いたいとの意向は示していたことから方向感に違和感はないが、規模と買収プレミアム、タイミングはやや想定外の印象と解説している。
TOBが成立した場合、ニデックの豊富な海外販売網や資金力は牧野フライスにとって魅力的とみるが、工作機械の部品点数は多く、開発・設計技術は各社様々であるであるため製品開発のシナジー創出には時間を要すると指摘している。

12月24日に、1月23日付けで、1株を15株に株式分割を実施すると発表したSHIFTが続伸となっている。

業種別下落率上位は非鉄、サービス、電機、輸送用機器、機械で、上昇率上位は海運、鉄鋼、鉱業、水産農林、銀行。(W)

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