2月25日の米国株式市場でNYダウは続伸、ナスダックは4日続落。
コンファレンス・ボードが発表した2月の消費者信頼感指数は98.3と市場予想の102.5を下回ったため、NYダウは下落した場面もあった。
ウォルマートは過去1年間、中国で会員制スーパーマーケット「サムズクラブ」を新規に6店舗出店したが、中国で売上が大きく伸びたため反発した。
ホームデポは11~1月期(第4四半期)の既存店売上高が9四半期ぶりにプラスとなったことで買われた。
テスラはCEOのイーロン・マスク氏がトランプ政権で強権を発動していることやドイツの極右政党「ドイツのための選択肢」を支持したことが反発され、1月の欧州販売が前年同期比45%減となったため売られた。
トランプ政権の一部の当局者が、エヌビディアの半導体製品について、ライセンスなしで対中輸出できる数量と種類をさらに制限することを目指していると報じられ、エヌビディアは売られた。
NYダウ工業平均は前日比159ドル(0.37%)高の43,621ドル。ナスダック総合指数は前日比260ポイント(1.35%)安の19,026。S&P500指数は前日比28ポイント(0.47%)安の5,955。
NYダウ採用銘柄はウォルマート、ホームデポ、シャーウィン・ウィリアムズなどが買われ、エヌビディアやゴールドマン・サックス、IBMなどが売られた。上昇は19銘柄、下落は11銘柄。