2月26日の米国株式市場でNYダウは反落、ナスダックは小反発。
トランプ大統領がEUからの全輸入品に25%の関税を課す考えを示したため、NYダウは下落した。
決算発表を控えたエヌビディアは反発。
取引終了後に発表されたエヌビディアの決算で、第1四半期の売上高予想はアナリスト予想を上回ったが、粗利益率予想はアナリスト予想を下回ったため、時間外取引で上昇した後、下落した。
AI広告のアップラビンは空売り投資家がレポートを発表したことで売られた。
AI広告プラットフォームの利点を偽り、収益を押し上げる手段として携帯電話へ
のアプリのインストールを「強制」したと主張している。
アップルは、トランプ大統領が、アップルにDEI(多様性、公平性、包摂性)の取り組み廃止を求めたことで売られた。
スーパー・マイクロ・コンピューターは遅れていた年次報告書を提出できたことで、上場廃止懸念が後退し急騰した。
NYダウ工業平均は前日比188ドル(0.43%)安の43,433ドル。ナスダック総合指数は前日比48ポイント(0.26%)高の19,075。S&P500指数は前日比0.8ポイント(0.01%)高の5,956。
NYダウ採用銘柄はボーイング、アムジェン、アップルなどが売られ、エヌビディアやシャーウィン・ウィリアムズ、ディズニーなどが買われた。上昇は11銘柄、下落は19銘柄。