9時8分時点の日経平均は812円高の3万8,453円、TOPIXは50ポイント高の2,792ポイント。
米国と中国が双方で関税を115%引き下げため米国株は急反発となった。
トランプ大統領が相互関税を発表したのは4月9日で、NYダウは発表前の高値だった4月2日の4万2,225ドルを5月12日は上回り4万2,410ドルとなった。
ドルも買われ、1ドル=148円台の円安に進んだ。
日経平均は大幅高。米中貿易摩擦の後退期待でディスコやアドバンテストなどの半導体関連が買われ、関税による販売価格の上乗せ懸念が後退したことで任天堂も高く、村田製作所も上昇した。
中国関連の安川電機(6506)や伊藤忠商事が物色され、海運株も高い。
昨日はトランプ政権の薬価引き下げ策で売られた医薬品株も実現は難しいという見方で反発した。
一方、松屋フーズは今期減益予想で売られた。
神戸製鋼も減益継続予想で下落した。
業種別上昇率上位は海運、銀行、医薬品、輸送用機器、証券で、下落率上位は水産農林、紙パルプ、建設、食品、陸運。(W)