TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均は上昇だが、プライム市場では下落銘柄数の方が多い
速報・市況2025年5月13日

☆[概況/大引け] 日経平均は上昇だが、プライム市場では下落銘柄数の方が多い

大引けの日経平均は539円高の3万8,183円、TOPIXは30ポイント高の2,772ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は734、下落銘柄数は850。出来高は24億9,172万株、売買代金は6兆169億円。
米国と中国が双方で関税を115%引き下げため12日の米国株は急反発となった。
13日の日経平均は一時849円高となったが、日本が相互関税率をグローバル関税の10%以下に引き下げることや自動車分野の関税を撤廃することに向けた交渉のハードルは高いままという見方で上げ幅を縮めた。
関税引き下げによる貿易増加期待で海運株が買われ、米国景気悪化リスクの後退でリクルートが高い。
古河電工は決算が計画超過で買われた。
楽天銀行(5838)は今期予想が好感されストップ高。
トランプ大統領が薬価引き下げの大統領令に署名したが、実効性に対して疑問視する見方もあり医薬品は反発した。
一方、大林組と大成建設は今期減益予想で売られた。

業種別上昇率上位は海運、医薬品、倉庫運輸、その他製品、銀行で、下落率上位は水産農林、建設、石油、電力ガス、紙パルプ。(W)

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