前引けの日経平均は308円安の3万7,874円、TOPIXは33ポイント安の2,738ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は266、下落銘柄数は1,339。出来高は10億5,979万株、売買代金は2兆6,626億円。
前日まで13連騰していたTOPIXが反落し、日経平均も5日ぶりに反落した。
16日(金)に1~3月期のGDPが発表されるが、市場予想では年率換算でマイナス0.5%。
物価上昇とコメと生鮮食品の価格高騰で個人消費が低迷したことが要因。
4~6月期は関税の悪影響も加わるのでさらに悪化し、景気後退期入りと警戒されている。
川崎重工やトヨタ、ソニーグループ、ホンダが売られ、ニトリが安い。
病院や医院の開業を支援するシップヘルスケアHD(3360)は今期予想がアナリスト予想を下回り大幅安となった。
一方、ディスコとアドバンテスト、ソフトバンクグループは買われた。
ネクソンは第1四半期が計画を大きく上回り急騰した。
住友ファーマはジェフリーズが目標株価を引き上げた。
業種別下落率上位は輸送用機器、不動産、精密、石油、医薬品で、上昇は銀国、鉱業、非鉄、空運。(W)