12時39分時点の日経平均は450円安の3万7,672円、TOPIXは29ポイント安の2,733ポイント。
米国と韓国が5月5日に為替について協議したことを受けて、来週の日米蔵相会談でも円安是正が求めれるという見方から円高に振れ、日経平均は下落した。
ただ、韓国と日本は米国に対して造船という切り札があるという見方もある。
2024年に世界全体で建造された船は中国製が54%、韓国製が28%、日本製は13%となり、米国製は0.2%。
中国が新造艦艇を投入していくことで、将来的には米国海軍を上回る能力を持つ可能性がある。
米国にとって韓国と日本の造船技術力が必要で、チップ(半導体)の次は、シップ(船)が焦点と言われている。
円相場の1ドル=145円台接近を受け、後場の日経平均は前引けに比べてやや下げ幅を広げた。
NTNやリコー、横浜ゴム(5101)が下げ幅を拡大し、SUBARUも安い。
一方、京成電鉄は上げ幅を拡大した。
業種別下落率上位は輸送用機器、保険、証券、その他製品、ゴムで、上昇率上位は海運、繊維、陸運、小売、倉庫運輸。(W)