2時0分時点の日経平均は7円高の3万7,762円、TOPIXは0.6ポイント高の2,739ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は833、下落銘柄数は752。出来高は13億1,250万株、売買代金は3兆191億円。
日経平均は下げ幅を縮め、前日終値水準に戻した。
今朝発表された1~3月期の実質GDPは前期比年率マイナス0.7%だった。
物価高で個人消費が伸び悩んだが、4~6月期はトランプ関税が加わるため、さらに悪化すると見られている。
そうした中で、7月の参院選、6月22日には前哨戦となる東京都議会選挙が控えているため、与野党双方で消費税の引き下げ議論が活発になるという見方から、高額消費の百貨店が買われ、日経平均は下げ渋った。
5月14日にMSCI指数への採用が発表されたサンリオ(8136)が高い。
サイバーエージェントは上期決算が好感された。
海運株が買われている。
一方、ディスコやレーザーテックなどの半導体関連は売られ、日本電子は今期減益予想で大幅安となっている。
業種別上昇率上位は金属、海運、繊維、医薬品、保険で、下落率上位はサービス、鉱業、電機、不動産、電力ガス。(W)