前引けの日経平均は136円安の3万7,617円、TOPIXは3ポイント高の2,744ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は747、下落銘柄数は836。出来高は7億8,591万株、売買代金は1兆7,867億円。
ムーディーズが米国債を格下げしたた。
格下げは減税延長の審議に逆風になると警戒されている。
ドルが売られ、円高となったため、週明けの日経平均は4日続落となった。ただ、TOPIXは朝方の下落から小幅高に持ち直した。
アドバンテストやレーザーテックなどの半導体関連が売られ、海運株が安い。
円高メリットを受けるニトリも下落。
一方、フジクラが買われ、三菱UFJが高い。
フジメディア(4676)は「改革アクションプラン」を発表し、その中で業績回復を前提に2029年度までに1,000億円超の自社株買いをい想定したことや特殊要因を除き連結配当性向50%目途としたことが好感された。
第一三共は抗がん剤「エンハーツ」を点滴不要に改良したことで買われた。
業種別下落率上位は海運、石油、サービス、その他製品、保険で、上昇率上位は医薬品、輸送用機器、水産農林、不動産、空運。(W)