12時38分時点の日経平均は87円安の3万7,445円、TOPIXは2ポイント高の2,741ポイント。
円相場は1ドル=143円台に入ったため、後場の日経平均は前引けに比べて若干下げ幅を拡大した。
それに対して、TOPIXは小幅高を保っている。
モルガン・スタンレーMUFG証券は、2026年6月末のTOPIXを2,900ポイントと予想している。
日本はデフレ均衡から脱出し、持続的な賃金上昇を追い風に緩やかな成長軌道に入りつつある。長期の構造的な成長とリフレーション、そして企業統治改革の進展という2つのエンジンが引き続き日本株の主たる原動力になると予想。
当面は関税から来る業績の下振れが警戒されやすいが、年後半以降は、マクロ見通しを巡るノイズが緩和され、景気・業績の正常化を織り込みやすくなるだろうと解説した。
ファーストリテイリングとソニーグループが下げ幅を拡大。
HOYAも安い。
一方、バンダイナムコ(7832)は上げ幅を拡大し、三井物産が堅調。
トーモクが年初来高値を更新した。
業種別下落率上位は保険、その他製品、電機、サービス、精密で、上昇率上位は鉱業、石油、紙パルプ、銀行、卸売。(W)