12時42分時点の日経平均は230円高の3万8,542円、TOPIXは9ポイント高の2,786ポイント。
日銀金融政策決定会合は後場に入ってすぐに公表された。
政策金利は据え置きで、国債買い入れは3月までは四半期ごとに4,000億円ずつ減額だったが、4月以降は四半期ごとに2,000億円ずつ減額するとした。
国債買い入れの減額ペースを鈍化させたことから、金融緩和要因になるという見方で、後場の日経平均は前引けに比べて若干上げ幅を拡大した。
引き続き、アドバンテストやディスコ、東京エレクトロンが高いが、モルガン・スタンレーMUFG証券が第1四半期の世界のサーバー出荷は前年同期比22%増で、特に単価が25万ドルを超えるハイエンドサーバーの出荷台数は同491%増だったと述べ、AIサーバーに対する高性能化要求が高まっていることの証と解説した。
オリエンタルランド(4661)は、みずほ証券が京成電鉄が中期経営計画に盛り込んだ投資分は借入金で賄えるため、オリエンタルランド株の売却は早くても次期中期経営計画からとの見方を示したことで買われた。
業種別上昇率上位はその他製品、非鉄、ガラス土石、水産農林、機械で、下落率上位は鉄鋼、海運、医薬品、倉庫運輸、食品。(W)