2時0分時点の日経平均は557円高の3万9,499円、TOPIXは14ポイント高の2,796ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,130、下落銘柄数は440。出来高は10億9,798万株、売買代金は3兆1,044億円。
大和証券の解説によると、12月決算銘柄は6月末に中間配当落ちを迎え、実際には8月末~9月初に配当を支払う。パッシブ運用はその間現金を企業に預けたかたちになるので、その分を株価指数に連動させるために、6月26日権利付き最終日~6月27日権利落ち日に先物を買い建てる。その分で2,300億円程度のTOPIX先物の買い需要が見込まれるという。
後場の日経平均は前場に比べて一段高となった。
レーザーテックや東京エレクトロンやファーストリテイリングが上げ幅を拡大し、住友電工やレゾナックが買われた。
東京精密やスギHD(7649)、豊田通商、ホーチキが後場に年初来高値を更新した。
一方、ベイカレントが売られ、楽天銀行はモルガン・スタンレーMUFG証券による投資判断引き下げが作用した。
業種別上昇率上位は非鉄、電力ガス、卸売、保険、ガラス土石で、下落率上位は精密、医薬品、銀行、輸送用機器、その他製品。(W)