前引けの日経平均は29円安の3万9,732円、TOPIXは7ポイント安の2,818ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は655、下落銘柄数は911。出来高は8億5,323万株、売買代金は2兆1,271億円。
英国でスターマー政権が発表していた歳出削減案である福祉削減策が野党からの圧力で撤回となり、リーブス財務相の辞任説も広がったため、財政懸念が高まり、英国は債券、通貨ポンド、株式が売られるトリプル安となった。
日経平均は手控えムードでもみ合い。
良品計画やフジメディアが利食い売りに押され、防衛関連は続落。
日本ハムは金融機関からの株式売出を発表したことで下落した。
一方、フジクラは堅調。
日本製鉄とJFEが高い。
米国とベトナムの関税協議が合意したため、ベトナムに生産拠点を構えるメイコー(6787)が上昇した。
業種別上昇率上位は鉄鋼、非鉄、輸送用機器、卸売、化学で、下落率上位は倉庫運輸、建設、情報通信、小売、医薬品。(W)