12時43分時点の日経平均は45円高の3万9,808円、TOPIXは0.9ポイント安の2,825ポイント。
トランプ大統領が4月2日に発表した相互関税で、東南アジアのカンボジア49%、ラオス48%、ベトナム46%、ミャンマー44%が高かった。
日本は24%で台湾32%、インド26%、韓国25%。
東南アジアの国々は、中国製品がASEAN経由で米国に流入する迂回路としての役割を果たすようになったため、高い関税が課せられた。
ただ、7月2日にベトナムに対する関税が20%に下がったため、関税政策に対する警戒感が後退し、日本製鉄やJFE(5411)などの鉄鋼株とマツダやホンダなどの自動車株が買われた。タイヤメーカーのTOYO TIREは最高値を更新。
一方、高砂熱学や関電工が安い。
業種別上昇率上位は鉄鋼、輸送用機器、非鉄、化学、ガラス土石で、下落率上位は情報通信、倉庫運輸、建設、小売、ノンバンク。(W)