大引けの日経平均は76円安の3万9,569円、TOPIXは10ポイント高の2,823ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,152、下落銘柄数は421。出来高は18億6,480万株、売買代金は4兆5,653億円。
日経平均は朝方4万円に接近したが大台回復が果たせずもみ合いとなった。
来週の米銀決算発表を控え、株主還元による米銀株高期待で邦銀が上昇。
みずほFGはBofA証券が目標株価を4,200円→4,750円に引き上げた。28年3月期までのROEはメガバンク内で最大の改善ペースを予想している。
フジメディアは旧村上ファンドの保有株比率引き上げが続き大幅高。
日本製紙(3863)は野村証券が板紙の値上げ進展予想で格上げした。
百貨店の松屋は3~5月期の減益は想定内という見方で買いが入った。
一方、ファーストリテイリングは3~5月期の営業利益がアナリスト予想に届かず下落した。
フジクラや三菱重工が安い。
業種別上昇率上位は海運、鉄鋼、紙パルプ、証券、銀行で、下落率上位は電力ガス、非鉄、サービス、情報通信、小売。(W)