大引けの日経平均は82円安の3万9,819円、TOPIXは5ポイント安の2,834ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は544、下落銘柄数は1,037。出来高は14億8,535万株、売買代金は4兆45億円。
参院選を前に日経平均は小反落となった。
与党過半数割れが想定されているが、昨年10月27日の衆議院選挙で与党は大敗したが、翌10月28日の日経平均は寄り付きを安値にすぐに切り返した。
その記憶があるため、本日は売り込む動きが大きくはなかった。
野村証券では、自公連立に国民民主党か日本維新の会が正式参加、あるいは部分関与するような枠組みならば、石破首相が辞任しても外交・安保の枠組みは激変しないだろうと解説している。
ただ、ディスコ(6146)は上期予想が営業減益・減配で大幅安となり、アドバンテストも安い。
セブン&アイは続落。
東京製鉄は第1四半期が5割営業減益で売られた。
一方、日立は「ソーシャル・イノベーション・フォーラム」を開催し5日続伸。
アドバンスクリエイトはライフネット生命やSBIに第3者割当増資を行うことでストップ高となった。
ノリタケは物言う株主のストラテジックキャピタルが5.1%保有で株主還元圧力への期待から買われた。
米国でステーブルコイン規制法案が成立見通しで、グループに暗号資産(仮想通貨)取引所のSBI VCトレードを擁するSBIが上昇した。
業種別下落率上位は不動産、空運、紙パルプ、鉄鋼、機械で、上昇率上位は情報通信、証券、非鉄、食品、電力ガス。(W)