TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 決算発表シーズンと週末要因で反落
速報・市況2025年7月25日

☆[概況/大引け] 決算発表シーズンと週末要因で反落

大引けの日経平均は370円安の4万1,456円、TOPIXは25ポイント安の2,951ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は745、下落銘柄数は819。出来高は17億6,754万株、売買代金は4兆5,512億円。
反落。信越化学が通期の営業減益予想で大幅安となり、キヤノンも通期の営業利益予想の下方修正で下落したため、今後の決算発表が警戒された。
マツダなどの自動車株が反落した。
一方、ディスコは24日に海外投資家向けスモールミーティングを開催したことを受けて買われた。
マネーフォワードは米バリューアクト・キャピタルが保有し、三井松島はシティインデックスイレブンスなどの保有比率の上昇で大幅高となった。
ニデックは第1四半期がアナリスト予想を上回り上昇した。
のり面・地盤改良など特殊土木のライト工業(1926)は、東海東京インテリジェンス・ラボが「Neutral」から「Outperform」に引き上げた。国土強靭化を背景に利益成長し、積極的な自社株買いにより、1株利益は当期利益を上回って成長すると予想した。
海上土木に強みを持つ東亜建設(1885)はみずほ証券が新規に「買い」と発表したことで高い。港湾土木工事では政府による国土強靭化政策等を背景に高い水準の政府予算が確保されていることが追い風。また、防衛省の基地や駐屯地の建物で旧耐震基準で建設された施設の建て替えも事業機会になると予想。

業種別下落率上位は化学、鉄鋼、輸送用機器、その他製品、ゴムで、上昇率上位は倉庫運輸、海運、鉱業、紙パルプ、水産農林。(W)

関連記事