大引けの日経平均は457円安の4万998円、TOPIXは21ポイント安の2,930ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は696、下落銘柄数は860。出来高は17億1,693万株、売買代金は4兆501億円。
続落。自民党両院議員懇談会で石破首相の進退がどうなるか見守られ様子見姿勢となった。
アドバンテストはUBS証券が投資判断を「Sell」に格下げし大幅安となった。SoC(システムオンチップ)テスター需要は4~6月がピークとなり、7~9月以降減少が続くと予想したことが要因。他の半導体関連も安い。
新首相によっては日銀の利上げが実施しにくくなるという思惑で銀行が下落した。
一方、リクルートはゴールドマン・サックス証券が投資判断を「買い」に引き上げたことで買われた。求人情報サイトの「Indeed」におけるテイクレート(採用当たり売上高の被採用者年収に対する割合)の上昇を見込んでいることが背景。
東電が上昇した。新潟県の公聴会で公述人19名のうち、原発再稼働に明確に反対は5人だった。
ファナックは受注増を好感。
ホギメディカル(3593)は「Mergermarket」が非公開化を検討していると報じストップ高となった。
業種別下落率上位は銀行、情報通信、電機、海運、倉庫運輸で、上昇率上位は輸送用機器、繊維、サービス、精密、ガラス土石。(W)