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速報・市況2025年7月31日

☆[概況/大引け] 反発。データセンター関連と保険株が高い

大引けの日経平均は415円高の4万1,069円、TOPIXは22ポイント高の2,943ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,272、下落銘柄数は305。出来高は21億2,974万株、売買代金は5兆3,877億円。
日経平均は5日ぶりに反発。
マイクロソフトやメタプラットフォームズのデータセンターへの設備投資が旺盛なため、フジクラや古河電工は3日続伸となった。
村田製作所(6981)は第1四半期が営業減益だったが、AIデータセンター向けカスタムASICへの電源供給モジュールの認定作業が8月末に終わるとしたため買われた。
アドバンテストも後場は反発した。
日銀が「展望レポート」で、トランプ関税について「不確実性がきわめて高い」から「きわめて」を削除し、物価見通しも上方修正した。利上げ再開への布石との見方から、かんぽ生命やT&Dなどの保険株が上昇した。
カプコンは「モンスターハンターワイルズ」の伸び悩みで売られた。発売された2025年3月期第4四半期に1,000万本を達成したが、今第1四半期のリピート販売は47万本にとどまった。
銅へのトランプ関税が50%で住友鉱山は下落に見舞われた。

業種別上昇率上位は非鉄、保険、ガラス土石、空運、倉庫運輸で、下落率上位は金属、輸送用機器、鉄鋼、その他製品、ゴム。(W)

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