大引けの日経平均は556円高の4万3,274円、TOPIXは25ポイント高の3,091ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は946、下落銘柄数は612。出来高は23億9,654万株、売買代金は6兆3,336億円。
ベッセント米財務長官が「現時点で真剣に考えるべきことは9月に50ベーシスポイント(=0.5%)利下げを決定すべきかどうかだ」と語ったことが報じられた。
日経平均は一時733円高の4万3,451円となった。
武者リサーチでは、ドイツDAX指数は5月8日に、米国S&P500は6月27日に史上最高値を更新しており、8月12日に最高値を更新した日経平均は、ドイツに3カ月、米国に1月半遅れたのは、税金の取り過ぎによる景気不振が要因と指摘している。
こうした見地から高市=玉木連携が日本経済と株価にベストと述べている。
サンリオが売買代金トップで大幅続伸。8日に通期の営業利益と配当予想を上方修正したが、下期の営業利益計画は従来比で下方修正されているため、まだ保守的で再増額修正が期待されている。
アドバンテストや三菱重工、フジクラ、東京電力、住友電工、リクルートが高い。
アシックスは通期の業績予想の上方修正で急騰した。
リゾートトラスト(4681)は第1四半期決算が2ケタ営業増益で過去最高を更新したが、通期予想を据え置いたため株価は反落した。
業種別上昇率上位はその他製品、空運、非鉄、サービス、機械で、下落は鉱業、紙パルプ、食品、不動産。(W)